公開日2026年7月14日
【横浜市】星の子どもクリニック|ヘルメット治療・赤ちゃんの頭の形外来

先生のご経歴を教えてください
奈良県立医科大学を卒業後、神戸大学附属病院での研修を経て、兵庫県内の基幹病院でさらに経験を積みました。その後、フィリピンへの留学で感染症に関する知見を深め、帰国後は東京の国立成育医療研究センター総合診療部にて、発達障害を含む幅広い診療に従事しました。これまで20年以上にわたり、栄養学の研究や実践女子大学での講師など、多岐にわたる経験を重ねています。
医師を目指したきっかけは何だったのでしょうか?
周囲に医療関係者が多かったため、医師という職業は私にとって身近なものでした。しかし、私がこの道を選んだ根本的な動機は、もっと単純なところにあります。中学生の頃、人の感情といった内面に強い関心を持ち、心理学に関する本を読み漁っていました。『人』をもっと知りたいというこの気持ちが、結果として医学の道へと私を導いたのだと考えています。
小児科医を選んだ理由についてはいかがですか
私が小児科医を選んだのは、自分の責任ではない病気で苦しむ子どもたちを何とかして助けたい、という強い思いからです。あえて専門分野を一つに絞らず、子どもを「丸ごと」診たいという気持ちを最優先にしてきました。小児神経の専門家として特化するのではなく、こどもの心相談医の資格も活かしつつ、小児科全般を、総合診療的な視点を持ちながら診療しています。
診察時に大切にしていることはありますか?
目の前の症状に留まらず、そのお子さんを取り巻く環境すべてに目を配ることを大切にしています。ご両親の状態、ご兄弟との関係、家庭の背景など、全体像を把握した上で診察することが、的確な判断を下すための鍵だと考えています。
クリニックの特徴を教えてください
星の子どもクリニックは、26年以上の歴史を持ち、地域に深く根付いた信頼関係を基盤としています。この強固な土台をさらに発展させることが、私の使命だと考えています。
当クリニックの大きな強みの一つは、「母親目線」での診療です。私自身も親として、親御さんの気持ちに寄り添い、共感できることが、日々の診療に自然に活かされていると感じています。
そして、もう一つの重要な柱として、「栄養と医療を結びつける取り組み」に注力しています。医学部教育では栄養学を深く学ぶ機会は少ないですが、体は食べ物で作られています。小児肥満、鉄欠乏、ビタミンD不足など、多くの小児の健康問題の根本には食事が関わっています。正しい栄養の知識を地域に広める健康教育の拠点として、このクリニックを育てていきたいと考えています。
頭の形外来を始めたきっかけと想いを聞かせてください
星野前院長からの意思を引き継いだことが、当クリニックでの診療を始めたきっかけです。以前は「頭の形外来」に対する否定的な意見も多くありましたが、現在ではその認知度も広がり、状況は変化していると感じています。頭のかたちに関するご相談は、乳児健診で受けることもありますが、事前に当クリニックを調べて来院される患者様が多い印象です。
頭の形外来で最も懸念しているのは、インターネット上の情報に煽られ、本来は心配する必要のない方まで「うちの子は大変なことになる」と思い込んでしまうケースが増えていることです。実際に検査してみると、正常範囲内だったということも少なくありません。
子どもの外見に対する過剰な意識、いわゆるルッキズムを、この外来が助長することは絶対に避けたいと考えています。それゆえ、当クリニックにお越しいただいた方々には、客観的かつ正確な情報を提供し、本当に治療が必要かどうかを一緒に検討していきたいと思っています。
初診時の流れを教えてください
初診では、まず問診でお話を伺い、月齢と頭のかたちを確認します。首が座っていない月齢であれば、次回の来院をご案内します。撮影が必要と判断した場合は3Dスキャンを行い、結果をご説明します。
当クリニックでは、頭のかたちの歪みが疑われる患者様全員に対し、連携する近隣の脳神経外科クリニックにて、頭蓋骨の早期癒合がないかを確認していただきます。ヘルメット治療をご検討の場合は、この検査結果をお持ちいただいた上で、治療用ヘルメットの発注手続きに進みます。
初診にかかる時間は1時間程度を目安にしてください。再診は撮影のみであれば10分程度で終わります。
予約はウェブ予約が基本です。感染症の心配のないクリーンタイムとして2時〜3時の枠をおすすめしていますが、他の時間帯をご希望の場合はお電話でご相談ください。
費用について教えてください
ヘルメット治療費は33万円(税込)です。ヘルメット治療をやってもやらなくても再撮影は何度でも無料で行っており、追加費用はかかりません。ご家族でしっかり話し合った上で決断していただきたいので、「今日中に決めたら割引」のような形での勧誘は一切行っていません。
実際にヘルメット治療を始めてみていかがですか
程度の差こそあれ、治療を受けた方ほぼ全員に改善が見られます。ただし、客観的に見て頭のかたちが改善していても、親御さんの主観では「もう少し」と感じられることもあります。
この点については、事前に丁寧にご説明し、認識のすり合わせを行うようにしています。
初診を受ける月齢の目安を教えてください
治療を開始するのに最も適しているのは生後4~6ヶ月頃ですが、遅くとも生後7~8ヶ月までに始めると改善が期待できます。ただし、月齢が大きくなってからでも改善するケースもありますので、ご心配な点があれば、まずはお気軽にご相談ください。
読者の方へのメッセージをお願いします
インターネット上には頭のかたちに関する情報があふれ、中には不安を煽るような内容も少なくありません。情報に惑わされず、見た目の問題と機能的な問題は分けて考えてほしいと思っています。
少しでも心配になったら、まずはご相談ください。本当に治療が必要かどうかも含め、客観的な視点でお伝えします。また、治療の必要がなく、向き癖の直し方などご自宅でできる対応をお伝えするだけで済むケースもあります。まずはお気軽に、お話だけでもお聞かせください。
ヘルメット治療について
治療の流れ
初診では、まず問診でお話を伺い、月齢と頭のかたちを確認します。 首が座っていない月齢であれば、次回の来院をご案内します。 撮影が必要と判断した場合は3Dスキャンを行い、結果をご説明します。
費用
33万円(税込)
診察日時
日・祝日以外 14:00〜15:00はクリーンタイム(非感染時間帯)
予約
ウェブまたは電話にて予約を受け付けております
相談窓口

アクセス
電車・バスでお越しの方:中川駅 下車 徒歩1分
お車でお越しの方:都筑ICから車で約19分






