公開日2025年1月24日

赤ちゃんの頭の形が気になったらご相談を!相談から治療まで安心のサポート

二子新地ひかりこどもクリニック
久保田 亘先生
二子新地ひかりこどもクリニックの久保田院長は、夜尿症や腎臓疾患、便秘、喘息に加え、頭のかたち外来など幅広い診療に対応し、地域に根ざした医療と専門性の高い治療を両立させています。子ども一人一人に合わせた丁寧な診療を心がけていらっしゃいます。そんな久保田先生にクリニックと頭のかたち外来についてお伺いしました。

先生のご経歴について教えてください

昭和大学を卒業後、慶應義塾大学の小児科医局に入局しました。研修後、横浜市民病院で3年間シニアレジデントとして勤務しました。2013年から2017年までは東京都立小児総合医療センターで小児腎臓疾患を専門的に担当し、特に小児の透析医療に携わってきました。2017年からは現在の二子新地ひかりこどもクリニックで院長を務めています。夜尿症や腎臓疾患の診療に加え、便秘、喘息、赤ちゃんの頭のかたちなど、幅広い症状に対応しています。地域に根ざした医療を提供しながら、専門性の高い治療も行っています。

医師を目指されたきっかけは何ですか?

母が看護師をしており、幼い頃から医療の現場を身近に感じていました。職場見学などで病院に行く機会も多く、自然と医療への関心が育まれました。また、長男として弟妹の世話をする中で人と接する仕事に興味を持ち、医師を志望しました。

なぜ小児科医を選ばれたのですか?

子どもが好きというのが大きな理由ですが、それ以上に小児科医の魅力は「総合医」としての役割です。子どもの成長発達を含めた全身を診ることができ、その子の人生80年の最初の部分に関われることに大きな魅力を感じました。慶應義塾大学の医局を選んだ際も、この「総合医」としての役割に強く惹かれました。

診察時に心がけていることは何ですか?

子ども一人一人の困りごとに焦点を当て、個別化した診療を心がけています。同じような症状でも、それぞれの子どもの状況に応じて異なる対応をしています。たとえば、同じ風邪症状でも、5人いれば5人それぞれに異なる対応が必要です。処方も画一的ではなく、個々の状況に合わせて調整しています。

クリニックの特徴を教えてください

二子新地こどもクリニック内観

当院は20年以上地域に根付いた宮川クリニックを継承し、新たに発展させた医院です。転勤などで新しい患者さんも多く、地域に根差しながらも新しい患者さんを受け入れる柔軟な診療所を目指しています。

当院の特徴として、一般診療と感染症の診療を完全に分離していることが挙げられます。これにより、患者さんにより安心して受診していただける環境を整えています。また、院内にはお子様が安心できる空間づくりを心がけており、水槽を設置するなど、病院というより「ひかりこどもクリニック」という親しみやすい場所となるよう工夫しています。

二子新地こどもクリニック内観2

頭のかたち外来を始められたきっかけは何ですか?

小児科医として健診時に頭のかたちの相談を多く受けていましたが、従来は具体的な治療法の提案が難しい状況でした。育心会の中の連携クリニックとの情報交換を通じて、ヘルメット治療の可能性を知り、スタッフと協力して導入を決めました。

初診の流れを教えてください

初診では、まず身体測定(身長、体重、頭囲)を行い、お子様の成長発達状況を確認します。同時にクラニオメーターを使用して頭のかたちを測定します。その後、ご家族の悩みや相談内容をじっくりとお聞きし、測定データと合わせて現状の評価と治療の選択肢についてご説明します。

初回の診察では、すぐにヘルメット治療を決定するのではなく、お子様の状態を総合的に評価します。通常、1か月後に再診を設定し、その間の変化を見ながら、必要に応じてヘルメット治療を検討します。初診での診察時間は、測定や相談を含めて約30分程度です。

頭の形の相談はいつごろ受けるのが良いですか?

できるだけ早い時期、生後1〜2か月頃からの相談をお勧めしています。早期であれば変形予防の指導ができ、必要な場合は生後4か月頃からヘルメット治療を開始できます。早期の相談により、予防的なアプローチが可能になり、定期的な予防接種の機会と合わせて経過を見ることができます。

ただし、遅くなっても改善は見込めますので、気になる方はいつでもご相談ください。生後7〜9か月になってからの相談も受け付けています。相談時期による治療効果の違いはありますが、それぞれの時期に応じた適切な対応を提案させていただきます。

ヘルメット治療の期間と効果はどうですか?

治療期間は通常4〜5か月程度です。これまでの治療例では、多くの患者さんに改善が見られ、「治療して良かった」という声をいただいています。効果の程度には個人差がありますが、ご家族の満足度はとても高いです。

最後に、頭の形でお悩みの方へメッセージをお願いします

頭の形の悩みを持つ方は意外と多く、一度気になり始めるとずっと気にかかるものです。「このまま様子を見ていて大丈夫かな」と心配されている方も多いと思います。治療の要否に関わらず、まずは相談していただければと思います。

当院では、具体的な数値をもとに、今の状態をしっかりとご説明させていただきます。その上で、お子さまの成長に合わせて、どのような対応が良いのか、一緒に考えていければと思います。「ちょっと気になるな」という段階で構いません。まずは相談だけでも、ぜひいらしてください。


ヘルメット治療について

治療の流れ

まず身体測定(身長、体重、頭囲)を行い、お子様の成長発達状況を確認します。 同時にクラニオメーターを使用して頭のかたちを測定します。 その後、ご家族の悩みや相談内容をじっくりとお聞きし、測定データと合わせて現状の評価と治療の選択肢についてご説明します。

費用

38.5万円(税込)

診察日時

赤ちゃんの頭のかたち外来は以下の時間帯で行っています 平日:11:30~12:30,14:00~15:30 土曜:14:00~16:30

予約

予防接種・健診・専門外来エリアにお電話でご相談ください。

相談窓口

044-455-7043

アクセス

電車・バスでお越しの方: 東急田園都市線「二子新地駅」徒歩1分

お車でお越しの方: 当院ではタイムズ2か所にて提携しております。

公開日2025年1月24日

赤ちゃんの頭の形が気になったらご相談を!相談から治療まで安心のサポート

二子新地ひかりこどもクリニック
久保田 亘先生
二子新地ひかりこどもクリニックの久保田院長は、夜尿症や腎臓疾患、便秘、喘息に加え、頭のかたち外来など幅広い診療に対応し、地域に根ざした医療と専門性の高い治療を両立させています。子ども一人一人に合わせた丁寧な診療を心がけていらっしゃいます。そんな久保田先生にクリニックと頭のかたち外来についてお伺いしました。

先生のご経歴について教えてください

昭和大学を卒業後、慶應義塾大学の小児科医局に入局しました。研修後、横浜市民病院で3年間シニアレジデントとして勤務しました。2013年から2017年までは東京都立小児総合医療センターで小児腎臓疾患を専門的に担当し、特に小児の透析医療に携わってきました。2017年からは現在の二子新地ひかりこどもクリニックで院長を務めています。夜尿症や腎臓疾患の診療に加え、便秘、喘息、赤ちゃんの頭のかたちなど、幅広い症状に対応しています。地域に根ざした医療を提供しながら、専門性の高い治療も行っています。

医師を目指されたきっかけは何ですか?

母が看護師をしており、幼い頃から医療の現場を身近に感じていました。職場見学などで病院に行く機会も多く、自然と医療への関心が育まれました。また、長男として弟妹の世話をする中で人と接する仕事に興味を持ち、医師を志望しました。

なぜ小児科医を選ばれたのですか?

子どもが好きというのが大きな理由ですが、それ以上に小児科医の魅力は「総合医」としての役割です。子どもの成長発達を含めた全身を診ることができ、その子の人生80年の最初の部分に関われることに大きな魅力を感じました。慶應義塾大学の医局を選んだ際も、この「総合医」としての役割に強く惹かれました。

診察時に心がけていることは何ですか?

子ども一人一人の困りごとに焦点を当て、個別化した診療を心がけています。同じような症状でも、それぞれの子どもの状況に応じて異なる対応をしています。たとえば、同じ風邪症状でも、5人いれば5人それぞれに異なる対応が必要です。処方も画一的ではなく、個々の状況に合わせて調整しています。

クリニックの特徴を教えてください

二子新地こどもクリニック内観

当院は20年以上地域に根付いた宮川クリニックを継承し、新たに発展させた医院です。転勤などで新しい患者さんも多く、地域に根差しながらも新しい患者さんを受け入れる柔軟な診療所を目指しています。

当院の特徴として、一般診療と感染症の診療を完全に分離していることが挙げられます。これにより、患者さんにより安心して受診していただける環境を整えています。また、院内にはお子様が安心できる空間づくりを心がけており、水槽を設置するなど、病院というより「ひかりこどもクリニック」という親しみやすい場所となるよう工夫しています。

二子新地こどもクリニック内観2

頭のかたち外来を始められたきっかけは何ですか?

小児科医として健診時に頭のかたちの相談を多く受けていましたが、従来は具体的な治療法の提案が難しい状況でした。育心会の中の連携クリニックとの情報交換を通じて、ヘルメット治療の可能性を知り、スタッフと協力して導入を決めました。

初診の流れを教えてください

初診では、まず身体測定(身長、体重、頭囲)を行い、お子様の成長発達状況を確認します。同時にクラニオメーターを使用して頭のかたちを測定します。その後、ご家族の悩みや相談内容をじっくりとお聞きし、測定データと合わせて現状の評価と治療の選択肢についてご説明します。

初回の診察では、すぐにヘルメット治療を決定するのではなく、お子様の状態を総合的に評価します。通常、1か月後に再診を設定し、その間の変化を見ながら、必要に応じてヘルメット治療を検討します。初診での診察時間は、測定や相談を含めて約30分程度です。

頭の形の相談はいつごろ受けるのが良いですか?

できるだけ早い時期、生後1〜2か月頃からの相談をお勧めしています。早期であれば変形予防の指導ができ、必要な場合は生後4か月頃からヘルメット治療を開始できます。早期の相談により、予防的なアプローチが可能になり、定期的な予防接種の機会と合わせて経過を見ることができます。

ただし、遅くなっても改善は見込めますので、気になる方はいつでもご相談ください。生後7〜9か月になってからの相談も受け付けています。相談時期による治療効果の違いはありますが、それぞれの時期に応じた適切な対応を提案させていただきます。

ヘルメット治療の期間と効果はどうですか?

治療期間は通常4〜5か月程度です。これまでの治療例では、多くの患者さんに改善が見られ、「治療して良かった」という声をいただいています。効果の程度には個人差がありますが、ご家族の満足度はとても高いです。

最後に、頭の形でお悩みの方へメッセージをお願いします

頭の形の悩みを持つ方は意外と多く、一度気になり始めるとずっと気にかかるものです。「このまま様子を見ていて大丈夫かな」と心配されている方も多いと思います。治療の要否に関わらず、まずは相談していただければと思います。

当院では、具体的な数値をもとに、今の状態をしっかりとご説明させていただきます。その上で、お子さまの成長に合わせて、どのような対応が良いのか、一緒に考えていければと思います。「ちょっと気になるな」という段階で構いません。まずは相談だけでも、ぜひいらしてください。


ヘルメット治療について

治療の流れ

まず身体測定(身長、体重、頭囲)を行い、お子様の成長発達状況を確認します。 同時にクラニオメーターを使用して頭のかたちを測定します。 その後、ご家族の悩みや相談内容をじっくりとお聞きし、測定データと合わせて現状の評価と治療の選択肢についてご説明します。

費用

38.5万円(税込)

診察日時

赤ちゃんの頭のかたち外来は以下の時間帯で行っています 平日:11:30~12:30,14:00~15:30 土曜:14:00~16:30

予約

予防接種・健診・専門外来エリアにお電話でご相談ください。

相談窓口

044-455-7043

アクセス

電車・バスでお越しの方: 東急田園都市線「二子新地駅」徒歩1分

お車でお越しの方: 当院ではタイムズ2か所にて提携しております。