Family Clinic みわた小児科|名古屋市のヘルメット治療・赤ちゃんの頭の形外来
愛知県名古屋市にある「Family Clinic みわた小児科」で行われている頭のかたち外来について紹介します。初診時の考え方や相談の流れなど、地域でどのように診療が行われているかを伺いました。
医院概要

愛知県名古屋市西区城西2-11-3
地図をみる浅間町駅 下車 徒歩約3分
お車:明道町出入口ICから車で約9分
- 3Dスキャンあり(初診)
- 紹介状なしで受診OK
- WEB予約可
- 駐車場あり
- 初診では一般的な小児科の診察を行った上で、頭の形の評価をします。
- 歪みが見られる場合は3Dスキャンで計測し、翌日以降に結果をご説明します。
- ヘルメット治療を希望される方、または病的変形が疑われる方には院内でレントゲン撮影を行い、
- 骨の評価をした上でヘルメットの発注に進みます。
お話を伺った先生
三輪田 俊介 先生
2021年に名古屋で小児科医として初めて『頭のかたち専門外来』の診療を行い、頭の形に関する医療の先駆者として活動されている小児科医、三輪田俊介先生にお話を伺いました。先生は500例以上のヘルメット治療の実績をお持ちです。その具体的な取り組みと、そこに込められた想いについてご紹介します。
この記事では、先生が日々の診療で大切にしている考え方を中心にご紹介します。
なお、治療の概要については、ヘルメット治療についてをご覧ください。
先生のご経歴を教えてください
近畿大学医学部を卒業後、名古屋記念病院での研修を経て、医師としての道を歩み始めました。
研修中に白血病や脳炎などの重症の子どもたちと向き合った経験から、「命に関わる病気を診られる医師になりたい」という強い志を抱き、専門を小児科とすることを決意。日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院血液科にて約2年間、小児白血病の診療に携わりました。
その後、名古屋大学大学院に進学し、小児がん・白血病の診療と研究を続け、医学博士号を取得。大学院修了後は一般診療に戻り、ナゴヤガーデンクリニック小児科部長を経て、祖父が開業したみわた小児科の3代目院長として、新たなスタートを切りました。
医師を目指したきっかけは何だったのでしょうか?
子どもの頃から生き物に興味を持ち、活発に外で遊んだりスポーツに親しんだりする学生時代を過ごしました。医師を目指したきっかけの一つは親が医師だったことですが、それ以上に「怪我や病気で困っている人を助けたい」という強い思いが幼い頃からありました。
祖父が開業し、父が受け継いだクリニックを見て育ち、「立派な医者になる」という夢をずっと抱いていました。そのため、大学院修了後には必ずみわた小児科の院長として戻ることを決意していました。地域の患者さん、特に子どもたちと向き合うことが自分の使命だと思っています。
頭のかたち外来を始めたきっかけを教えてください
ナゴヤガーデンクリニックに着任した際、脳神経外科医師と協力し、「赤ちゃんの頭のかたちの専門外来」を立ち上げました。当時、愛知県内の病院では頭のかたちの専門外来が1〜2ヶ月待ちという状況で、多くの子どもたちがヘルメット治療の適切な時期を逃していました。こうした現状を何とかしたいという強い思いから、外来の立ち上げを行いました。
周囲からは「博士号を持っているのになぜヘルメット治療を?」という声もありましたが、私自身に迷いは一切ありませんでした。なぜなら、少ない待ち時間で迅速にヘルメット治療を提供できること、そして頭のゆがみがある赤ちゃんから頭蓋骨早期癒合症の患者さんを早期発見し、合併症が少ないうちに適切な治療を施すことができる、この二つの価値を確信していたからです。
実際に2000人以上の診療を通して、5名の頭蓋骨早期癒合症の患者さんを早期に見つけることができました。
診察時に大切にしていることは何でしょうか
「名古屋で一番優しいクリニックでありたい」という信念を持って、毎日の診療にあたっています。何よりも大切にしているのは、患者さん一人ひとりの考えや想いに真摯に耳を傾け、心から寄り添うことです。
また、勤務医時代の白血病診療を通じて磨かれた「わずかな兆候も見逃さない」という姿勢は、今も私の医療の核となっています。科学的な根拠に基づき、速やかに必要な検査を行い、その結果から緻密に診察や問診を組み立てることで、重症化のサインを未然に防ぐことを徹底しています。
当クリニックの大きな特徴は、私と専門の看護師がナゴヤガーデンでの診療も合わせると4種類のヘルメットの使用経験があり、500例以上の治療実績に基づいた診療ができることです。各ヘルメットの特性を熟知しているからこそ、パッドの装着位置の調整やトラブルへの対応を的確に行うことができます。
また、院内レントゲン室で頭蓋縫合早期癒合症をはじめとした病気を診断できる検査体制も整えています。ヘルメット治療を行う患者さんに対し、院内のレントゲン室で骨の評価を実施し疑わしいケースでは、連携する専門医にも読影を依頼するなど、小児脳外科の先生との強固な連携体制も整えています。
加えて、看護師・保育士が連携してトータルケアを提供しているのも当クリニックならではの強みです。頭の形が改善するためには頭が成長する必要があり、そのためには体が大きくなることが不可欠です。体重測定や栄養指導を通じて体の成長をサポートしながら、タミータイムや運動発達の指導、つかまり立ちの練習サポートまで、医師だけでなくスタッフ全員でお子さんの発達を支えています。
初診時の流れを教えてください
初診では一般的な小児科の診察を行った上で、頭の形の評価をします。歪みが見られる場合は3Dスキャンで計測し、翌日以降に結果をご説明します。ヘルメット治療を希望される方、または病的変形が疑われる方には院内でレントゲン撮影を行い、骨の評価をした上でヘルメットの発注に進んでいただく流れです。
初診にかかる時間は20分程度です。結果説明も10分程度、装着も10分程度で完了しますので、全体的にスムーズにお帰りいただけます。なお初診は保険診療で対応しています。
ヘルメット装着後1週間で一度来院いただき、ずれ具合や肌の状態を確認しながら調整を行います。その後は月に1回の通院が基本です。看護師・保育士スタッフによる発達指導や栄養指導も継続して行い、頭の成長を全方位からサポートしていきます。
費用や治療期間についてはいかがでしょうか
ヘルメット治療費は30万円(税込)です。治療期間は3〜5ヶ月が目安で、早い方は3ヶ月、重症度や開始月齢によっては5ヶ月かかることもあります。
装着当初は、お子さまへの影響(皮膚トラブルや睡眠への影響など)をご心配される保護者の方もいらっしゃいます。治療の内容・費用・装着に関する心配事や懸念等についてはご相談ください。
初診を受ける月齢の目安や予約方法を教えてください
頭の形のことで少しでも気になる点があれば、ヘルメット治療を検討されているかどうかにかかわらず、いつでもお気軽にご相談ください。理想的には生後6ヶ月までのご来院ですが、生後7〜8ヶ月でも対応可能なケースもあります。
ご予約は、ウェブまたはお電話にて承っております。
読者の方へのメッセージをお願いします
頭の形について少しでもご心配なことがあれば、どうぞお気軽にご来院ください。
当クリニックでは、2000人以上の赤ちゃんの頭の相談実績、500例を超えるヘルメット治療の経験と、4種類のヘルメットを扱ってきた知見に基づき、お子様一人ひとりに合わせた最善の診療をご提供いたします。
まずは治療が必要かどうかの判断も含め、一度ご相談いただければ幸いです。
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