公開日2026年4月24日
東京都くにたち市の頭のかたち専門クリニック|くにたち頭のかたちクリニック

この記事では、先生が日々の診療で大切にしている考え方を中心にご紹介します。
赤ちゃんの頭の形やヘルメット治療について詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
先生のご経歴を教えてください
名古屋市立大学医学部卒業後、愛知県の安城更生病院にて3年間、小児科専門研修に従事いたしました。その後、東京の河北総合病院小児科での勤務を経て、クリニックへ移り、小児科診療を担当。このグループが小児科専門の分院を開設する際、院長として「頭のかたち外来」をスタートし、これまでに100例以上のヘルメット治療を経験してきました。そしてこの度、「頭のかたち専門クリニック」として独立開業する運びとなりました。
もともとは外科医、手術をする医者への憧れが出発点でした。「人の命を救う外科医ってかっこいいな」という憧れの気持ちで医学部に入りました。その後、研修を重ねる中で小児科のローテーションがあり、小児医療はどの患者さんにも全力で向き合えるところが自分に合っていると感じ、小児科を志すようになりました。
診療で大切にしていることを教えてください
小児科の診療では、保護者の方が「聞けなかった」「相談できなかった」ということが残らないよう、診察の最後に必ず「何か気になることはありませんか」と一声かけることを意識しています。子どもの病気は1日単位で状態が変わることもあるので、翌日のフォローをしっかり行うなど、経過を丁寧に見ていくことも心がけています。
頭のかたちの診療では、特に初診に時間をかけています。「治療を絶対やった方がいい」という言い方はせず、同じような重症度の方がどのくらいの割合で治療を選ぶかといった情報も含め、できるだけ正確な情報を平等にお伝えするようにしています。最終的な判断は親御さんに委ねる、そのスタンスを大切にしています。
治療満足度調査において、最高評価の星5が多く寄せられる一方で、星4の評価をする方も一定数いらっしゃいます。この背景には、ヘルメット治療に対する親御さんの期待値の高さがあると考えられます。そのため、当クリニックでは、親御さんの期待と治療の現実とのギャップを埋めるべく、完全な左右対称は難しい可能性など、治療の現実について最初から正直にお伝えすることを徹底しています。
クリニックの特徴を教えてください
当クリニックは、全国で初めてベビーバンド専門の頭のかたちクリニックとして開設されました。
主な特徴は、平日は来院が難しいご家族のために日曜診療を実施していることです。ご夫婦や、おじいさま・おばあさまと一緒にご来院いただき、直接説明を受けていただくことが可能で、上のお子さんがいる方など、平日来院が困難な方にもご利用いただきやすい環境です。
また、駅近くに位置しており、ベビーカーでのご来院も便利で、完全予約制を採用しているため、待ち時間がほとんどなく、時間通りにゆったりと診察を受けていただけます。
さらに、頭のかたち専門クリニックのため、感染症の患者さんの心配がなく、風邪をもらうリスクも低いという特徴があります。治療開始後も安心して続けていただけるよう、365日LINEでのチャット相談に対応しており、ヘルメットのずれや不安が生じた際に、次の受診を待たずに写真を送っていただければ、気づいた時点ですぐに返信し、サポートいたします。
頭のかたち外来を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
小児科医として働く中で、乳児健診の場で頭のかたちについての相談を受けることが多くありました。以前は「自然に治るだろう」と思っていた時期もありましたが、実際に診ていると治らないケースの方が多いと体感するようになり、自分で治療を始めてみようと思いました。
やってみると、自分が思っていた以上に改善が期待できる治療だと感じています。「必要のないことをやっているのではないか」と思う方もいるかもしれませんが、実際に結果を見ると印象は変わると思います。
当クリニックが最も重要視しているのは、正確な情報を適切なタイミングで提供することです。
現状、課題として強く認識しているのは、必要な情報がまだ多くの方に届いていない点です。例えば、健診で明らかな歪みが生じていても「放っておけば治るよ」という言葉を信じ、治療に最適な時期を過ぎてから歪みが気になって相談に来られるケースも少なくありません。
私たちは、こうした治療の適切な機会を逃してしまう事態を防ぐため、情報伝達に全力を注いでいます。
ヘルメット治療の効果についてはいかがでしょうか
斜頭症に関しては、どの重症度でもある程度の改善を実感できています。数値上の改善が緩やかな場合でも、見た目としては多くの場合変化が出ており、「まったく変わらなかった」というケースはございません。
短頭症(絶壁)については、まだ論文などでのエビデンスは少ない部分もありますが、完全なまんまるにはならないけれど、後頭部が膨らんできたなと感じることができます。数値だけでなく、見た目の変化を大切に見ていきたいと思っています。
「やってよかった」というお声が大多数で、「やらなきゃよかった」とおっしゃる方はいらっしゃいませんでした。結果として、大きな不満を抱えて終了された方はいなかったと考えています。
初診時の流れを教えてください
初診では、まず問診でお話を伺い、頭のかたちを触って大まかな状態を確認します。その後、3Dスキャンを行い、当日(日曜日以外)に結果をご説明して持ち帰っていただけます。まれに頭蓋縫合早期癒合症という病気が隠れていることがありますので、必要に応じて画像検査を行います。当院では、必要と判断した場合には、速やかに高次医療機関と連携します。
日曜日にご来院の場合は、後日メールで結果をお送りする形でも対応可能です。また、まだ首がすわっていない生後2〜3ヶ月の段階でのご相談は無料で承っており、首がすわる時期に改めて予約をお取りいただく流れになります。
初診の目安時間は45分程度、再診は15分程度です。
費用や治療期間について教えてください
3Dスキャンは3,300円(税込)です。ヘルメット治療に進まれる場合は、ヘルメット本体代・再診料などすべて含めて380,000円(税込)です。
なお、初診時の3Dスキャンから5日以内にヘルメット治療を申し込まれる場合は、ヘルメット治療費380,000円(税込)からスキャン代3,300円(税込)を差し引いた金額をお支払い頂きます。3Dスキャンなしの相談は無料で承っています。
治療期間は通常4〜5ヶ月と、頭のかたちに改善が見られるまでしっかりと向き合います。通院は基本的に月1回ですが、皮膚の状態確認などのきめ細やかなフォローアップはLINEで対応いたしますので、来院の負担を最小限に抑えることが可能です。
初診を受ける月齢の目安や予約方法はいかがですか
受診のタイミングは、首がすわる生後3ヶ月後半から4ヶ月前半が最適な時期となります。
ただし、それよりも早い段階でお子様の状態がご心配になった場合は、いつでもご相談ください。当クリニックは感染症リスクに配慮した専門クリニックですので、月齢の小さなお子様も安心してご来院いただけます。
なお、1歳までのお子様については、3Dスキャンのみをご希望の場合も承っております。
ご予約はウェブ予約またはお電話にて受け付けております。
読者の方へのメッセージをお願いします
私たちは、必ず「本音」で皆さまと向き合います。不必要な治療だと判断した場合は、その旨を明確にお伝えします。
治療をしないという選択も、ご納得いただいた上での決断であれば、それは最良の選択だと考えます。
後悔のない選択をしていただくために、正確な情報を提供し、どのような結論であっても全力でサポートすることをお約束します。どうぞご安心の上、ご相談ください。
ヘルメット治療について
治療の流れ
初診では、まず問診でお話を伺い、頭のかたちを触って大まかな状態を確認します。 その後、3Dスキャンを行い、当日(日曜日以外)に結果をご説明して持ち帰っていただけます。 日曜日にご来院の場合は、後日メールで結果をお送りすることも可能です。
費用
38万円(税込)
診察日時
月・火・木・金・日:9:30〜12:30、13:30〜17:00 休診日:水・土・祝日
予約
ウェブまたは電話にて予約を受け付けております。
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電車・バスでお越しの方:国立駅 下車 徒歩2分
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