公開日2025年12月24日

笑顔で帰宅してもらいたい。親子三世代が通う地域密着型クリニックが大切にする患者さんとの信頼関係

赤羽小児科クリニック
金 尚英先生
赤羽で生まれ育ち、父が開業したクリニックで副院長として地域医療に携わる金尚英先生。小児科でありながら成人の診療や訪問診療まで手がけ、頭のかたち外来も新設。「患者さんが不安なく診察を終える」ことを第一に考える先生に、地域に根ざした医療の実践について伺いました。

先生のご経歴を教えていただけますか

赤羽で生まれ育ちました。その後、日本大学医学部に入学し医師を目指しました。医師免許取得後は、地元に近い埼玉県川口市で2年間の初期研修を小児科コースで受けました。これは、父が小児科医であったこともあり、小児科を当初から強く志望していたためです。

その後、様々な進路を検討した結果、母校である日本大学医学部小児科に入局しました。入局後は、関連病院での後期研修や専門医資格取得のための研修を積み、医師10年目の節目となる2020年、ちょうどコロナ禍が始まった頃に、父のクリニックに副院長として戻りました。

医師として大切にしていることや開業医になったきっかけを教えてください

医師として最も大切にしているのは、患者さんが不安なく診察を終えることです。診察室を出る際に、何かモヤモヤが残っていたり、悩みが解決していなかったりする患者さんがいないように細心の注意を払っています。

目指すのは、「心配事が全て解消した」と笑顔で帰宅していただくことです。もちろん診断や治療の成功も重要ですが、それだけが全てではありません。今できることは全て行い、不安を取り除き、患者さんが心から納得して治療を終えることが理想です。

現在は開業医として外来診療が中心ですが、以前は入院患者の診療も行っていました。現在も「患者さんが不安や疑問を解消し、心配事がなくなること」を目指す姿勢は変わりません。

患者さんの表情を非常に注意深く観察しています。良い意味でも悪い意味でも、少しでもモヤっとしている様子が見られれば、「他に質問があれば、遠慮なくおっしゃってください」と積極的に声をかけ、疑問点を残さないように対応することを大切にしています。

開業医になることを決めたのは、実は新型コロナウイルス感染症が流行する前の夏でした。大学病院での役割を一定程度達成し、一区切りつける時期が来たと感じたことが、そのきっかけです。同時に「開業医になる」という目標は達成できる段階にありました。具体的には、病棟運営における統括的役割の経験や、外来での十分な経験を積み、全てを一人で取り回せるスキルが身についていました。上級医や相談相手がいない状況でも一人でやっていけると判断できたため、開業医になることを決意しました。

また、もう一つの理由は、当時70歳だった父との円滑な世代交代を考慮したためです。すぐに私が後を継いで父が引退してしまうと、長年診てきた患者さんとの間に大きな断絶が生じかねません。そのため、数年間は父と共同で診療にあたり、段階的な移行期間を設ける必要があると考え、そろそろ大学を辞めて実家に戻るべきだと判断しました。

当初は主に父が診療の軸を担っていましたが、5年が経過した現在では、軸足は私に移ってきています。診療の役割分担は特に明確にはしていませんが、基本的に二人で協力して診療にあたっており、近年は私がメインの役割を果たすことが増えました。

特に、新しい分野である「頭のかたち外来」については、私が専門的に担当しています。

クリニックの特徴を教えてください

当院は40年の歴史があり、開業当初にお子さんだった方が親となり、また親御さんだった方が祖父母となっているケースが非常に多く、世代を超えたつながりを感じています。診察券番号が一桁台の、開院以来の患者さんもいらっしゃるほどです。長年にわたり同じ場所で診療を続けていることが、当院最大の強みであると考えております。

長年の診療の中で、患者さんのニーズに応える形で、内科的な治療の必要性も高まり、現在では内科の患者さんも多く来院されています。また、通院が困難になられた方への訪問診療や、他に美容系も含めた自由診療のメニューなども取り入れています。

患者さんからのご要望に応えていく中で、診療の幅を広げていくのが当院のスタイルです。求められることに応えるうちに、診療内容が拡大していきました。

「頭のかたち外来」も、患者さんからの声がきっかけで必要性を感じ、ニーズの増加を受けて導入に至りました。このように、新しい診療を取り入れる際は、患者さんからのご要望が主な推進力となっています。

頭のかたち外来開設のきっかけを教えてください

ヘルメット治療は、技術革新による低価格化やSNSでの情報拡散により、一般的な治療として認知が広まってきています。患者さんの興味関心の高まりとともに、ヘルメット治療に取り組む施設が増加しています。

当院に通うお子さんたちも、当院で対応できないために他院で治療を受けるケースが増えており、医師として自分の施設で対応できないことにもどかしさを感じていました。

技術的な課題や看護師のオペレーション上の問題から、治療に必要な撮影などが難しいのではという懸念はありましたが、今後の必要性を鑑み、思い切って導入に踏み切りました。

時代の流れと、何よりも患者さんからの強いご要望が、導入の決め手となりました。

初めて来院される患者さんもいらっしゃいますが、かかりつけの患者さんからは「ここでも診てもらえる」と大変喜ばれています。

通常、頭のかたちの外来は、大きな病院や専門クリニックで行われることが多く、別の医療機関を受診する必要があるケースもあります。しかし、当院では、一般的な診療と合わせて実施できるのが強みです。

かかりつけの患者さんに対しては、予約なしでも柔軟に対応するなど、便宜を図っています。その結果、「他のところに行かなくて済むので助かる」「ありがたい」といった声を多くいただいています。

また、周辺に同様の診療を行っている施設が少ないため、遠方から来院される患者さんも少なくありません。

実際に頭のかたち外来を始めてみていかがですか

治療は、客観的なデータに基づき、中等症以上のゆがみや絶壁など、ある程度症状が強い方に対して実施するため、頭のかたちの変化を実感していただけます。

特に、目に見えて改善がわかるため、心配して来られた親御さんが、お子さんの頭を見て喜ばれる姿は、私だけでなくスタッフにとっても大きな喜びとなっています。「きれいになったね」と皆で喜び合えることは、この治療を始めて本当に良かったと感じる瞬間です。

2025年1月から開始し、すでに治療を終えられた患者さんもいらっしゃいます。重症だったお子さんが軽症へと改善するなど程度は様々ですが、患者さんは概ね満足して卒業されているという実感があります。

かかりつけの方で、2ヶ月から乳児のワクチンが始まるので定期接種をやっていく中で、私たちから「頭のかたちちょっと歪んできちゃっているから受けたら」っていうのもたまにはあるんですけど、多くの方はかかりつけでなくて、頭のかたち外来をやっているからということで、ちょっと必要なんじゃないかって心配して来られる方が多いですね。

埼玉県からも来られますし、区外の板橋区から来られる方もいます。ちょっと遠方の、普通の診療圏ではないエリアから来ますね。いわゆる風邪とかで来るエリアをちょっと超えてくる感じです。

初診時の流れについて教えていただけますか

初診時には保険診療が適用され、診察の流れとしては、問診・診察後に疑問点がなければ3Dスキャンを実施します。解析終了後、結果をご説明させて頂き、今後の治療方針をご相談します。

治療費は33万円(税込)で、ヘルメット、スキャン、診察費、そして治療終了までの無制限のサポートが全て含まれます。

しかし、他の診療や予約状況との兼ね合いにより、保護者の同意があればスキャンを先行して行うことがあります。特に、最初からスキャンを希望される方や、問診よりもスキャンを優先したいという意向がある場合は、診療の順番を変えてスキャンを先に実施します。

遠方からご来院される患者さんは、「客観的な指標としてのスキャン結果を得て、治療の必要性を判断したい」という点を、来院される最大の理由とされています。また、ヘルメット製作にはスキャン結果が不可欠です。これらの理由から、お客様のご要望を考慮し、スキャンを優先して実施しております。

患者様のために取り組んでいることがあれば教えてください

頭のかたち外来では、患者さんの利便性向上のため、院内の公式LINEを限定的に利用できるようにしました。通常は公式LINEを開放していませんが、頭のかたち外来の患者さんは、不具合の報告やシートパッドのご注文など継続的なやり取りが必要となるため、LINEをご利用いただけるようにいたしました。

このLINEご利用のメリットとして、まず問い合わせやご注文の利便性が向上します。クリニックの営業時間中の電話はつながりにくいことがありますが、LINEであれば「少しずれやすい」「シートパッドの注文をしたい」といった内容を、時間や場所を選ばず気軽に送ることができます。

さらに、予約等の連絡も迅速化されます。キャンセルなどで空き枠が出た際に、頭のかたち外来をご希望の方へ公式LINEから情報をお送りし、予約を早められるようにする取り組みも開始しています。

読者の方へのメッセージをお願いします

当院では、通常の診察は予約不要です。まずは診察(相談ベースで、スキャンは行いません)をご希望の場合、受付時間内にご来院いただければ、混雑状況に関わらず必ず診察させていただきますので、予約なしで気軽にお越しください。

少しでもご心配な点があれば、早期の受診は選択肢を増やし、治療効果を高め、悪化を防ぐためにも大切ですので、まずは一般外来を受診していただくことをおすすめします。そして、診察の結果、スキャンが必要と判断された場合は、診察後に改めてスキャンのご予約をご案内いたします。

ヘルメット治療は自由診療となるため、治療の選択に迷われる親御さんも多くいらっしゃいます。病気を治すこととは少し異なる部分があるためです。

しかし、少しでもご心配があれば、まずは一度お越しいただきたいと思います。詳しくお話を伺い、悪化を防ぐための方法などをご提案できます。

「頭のかたち外来」は、ヘルメットの作成を目的としているわけではありません。頭のかたちを悪くしない、良くする、歪まないようにすることが目的です。その上で、最終的に必要であれば、選択肢の一つとしてヘルメット治療をご提案しています。

そのため、ご心配な点があれば、些細なことでも構いませんので、まずはお気軽に一度ご相談にお越しください。

ヘルメット治療について

治療の流れ

初診時には保険診療が適用され、診療の流れとしては、通常、問診後に疑問点がなければ 3Dスキャンを実施し、その結果に基づいて治療方針をご説明します

費用

33万円(税込)

診察日時

月曜日・火曜日・水曜日・木曜日

予約

オンラインにて予約を受け付けております。

相談窓口

03-3905-1666

アクセス

電車・バスでお越しの方: 赤羽駅 下車 徒歩3分 北区コミュニティバス(浮間ルート)浮間船渡駅→赤羽駅西口(約20分)赤羽駅から徒歩3分

お車でお越しの方: 旧岩槻街道/都道460号から2.3キロ

公開日2025年12月24日

笑顔で帰宅してもらいたい。親子三世代が通う地域密着型クリニックが大切にする患者さんとの信頼関係

赤羽小児科クリニック
金 尚英先生
赤羽で生まれ育ち、父が開業したクリニックで副院長として地域医療に携わる金尚英先生。小児科でありながら成人の診療や訪問診療まで手がけ、頭のかたち外来も新設。「患者さんが不安なく診察を終える」ことを第一に考える先生に、地域に根ざした医療の実践について伺いました。

先生のご経歴を教えていただけますか

赤羽で生まれ育ちました。その後、日本大学医学部に入学し医師を目指しました。医師免許取得後は、地元に近い埼玉県川口市で2年間の初期研修を小児科コースで受けました。これは、父が小児科医であったこともあり、小児科を当初から強く志望していたためです。

その後、様々な進路を検討した結果、母校である日本大学医学部小児科に入局しました。入局後は、関連病院での後期研修や専門医資格取得のための研修を積み、医師10年目の節目となる2020年、ちょうどコロナ禍が始まった頃に、父のクリニックに副院長として戻りました。

医師として大切にしていることや開業医になったきっかけを教えてください

医師として最も大切にしているのは、患者さんが不安なく診察を終えることです。診察室を出る際に、何かモヤモヤが残っていたり、悩みが解決していなかったりする患者さんがいないように細心の注意を払っています。

目指すのは、「心配事が全て解消した」と笑顔で帰宅していただくことです。もちろん診断や治療の成功も重要ですが、それだけが全てではありません。今できることは全て行い、不安を取り除き、患者さんが心から納得して治療を終えることが理想です。

現在は開業医として外来診療が中心ですが、以前は入院患者の診療も行っていました。現在も「患者さんが不安や疑問を解消し、心配事がなくなること」を目指す姿勢は変わりません。

患者さんの表情を非常に注意深く観察しています。良い意味でも悪い意味でも、少しでもモヤっとしている様子が見られれば、「他に質問があれば、遠慮なくおっしゃってください」と積極的に声をかけ、疑問点を残さないように対応することを大切にしています。

開業医になることを決めたのは、実は新型コロナウイルス感染症が流行する前の夏でした。大学病院での役割を一定程度達成し、一区切りつける時期が来たと感じたことが、そのきっかけです。同時に「開業医になる」という目標は達成できる段階にありました。具体的には、病棟運営における統括的役割の経験や、外来での十分な経験を積み、全てを一人で取り回せるスキルが身についていました。上級医や相談相手がいない状況でも一人でやっていけると判断できたため、開業医になることを決意しました。

また、もう一つの理由は、当時70歳だった父との円滑な世代交代を考慮したためです。すぐに私が後を継いで父が引退してしまうと、長年診てきた患者さんとの間に大きな断絶が生じかねません。そのため、数年間は父と共同で診療にあたり、段階的な移行期間を設ける必要があると考え、そろそろ大学を辞めて実家に戻るべきだと判断しました。

当初は主に父が診療の軸を担っていましたが、5年が経過した現在では、軸足は私に移ってきています。診療の役割分担は特に明確にはしていませんが、基本的に二人で協力して診療にあたっており、近年は私がメインの役割を果たすことが増えました。

特に、新しい分野である「頭のかたち外来」については、私が専門的に担当しています。

クリニックの特徴を教えてください

当院は40年の歴史があり、開業当初にお子さんだった方が親となり、また親御さんだった方が祖父母となっているケースが非常に多く、世代を超えたつながりを感じています。診察券番号が一桁台の、開院以来の患者さんもいらっしゃるほどです。長年にわたり同じ場所で診療を続けていることが、当院最大の強みであると考えております。

長年の診療の中で、患者さんのニーズに応える形で、内科的な治療の必要性も高まり、現在では内科の患者さんも多く来院されています。また、通院が困難になられた方への訪問診療や、他に美容系も含めた自由診療のメニューなども取り入れています。

患者さんからのご要望に応えていく中で、診療の幅を広げていくのが当院のスタイルです。求められることに応えるうちに、診療内容が拡大していきました。

「頭のかたち外来」も、患者さんからの声がきっかけで必要性を感じ、ニーズの増加を受けて導入に至りました。このように、新しい診療を取り入れる際は、患者さんからのご要望が主な推進力となっています。

頭のかたち外来開設のきっかけを教えてください

ヘルメット治療は、技術革新による低価格化やSNSでの情報拡散により、一般的な治療として認知が広まってきています。患者さんの興味関心の高まりとともに、ヘルメット治療に取り組む施設が増加しています。

当院に通うお子さんたちも、当院で対応できないために他院で治療を受けるケースが増えており、医師として自分の施設で対応できないことにもどかしさを感じていました。

技術的な課題や看護師のオペレーション上の問題から、治療に必要な撮影などが難しいのではという懸念はありましたが、今後の必要性を鑑み、思い切って導入に踏み切りました。

時代の流れと、何よりも患者さんからの強いご要望が、導入の決め手となりました。

初めて来院される患者さんもいらっしゃいますが、かかりつけの患者さんからは「ここでも診てもらえる」と大変喜ばれています。

通常、頭のかたちの外来は、大きな病院や専門クリニックで行われることが多く、別の医療機関を受診する必要があるケースもあります。しかし、当院では、一般的な診療と合わせて実施できるのが強みです。

かかりつけの患者さんに対しては、予約なしでも柔軟に対応するなど、便宜を図っています。その結果、「他のところに行かなくて済むので助かる」「ありがたい」といった声を多くいただいています。

また、周辺に同様の診療を行っている施設が少ないため、遠方から来院される患者さんも少なくありません。

実際に頭のかたち外来を始めてみていかがですか

治療は、客観的なデータに基づき、中等症以上のゆがみや絶壁など、ある程度症状が強い方に対して実施するため、頭のかたちの変化を実感していただけます。

特に、目に見えて改善がわかるため、心配して来られた親御さんが、お子さんの頭を見て喜ばれる姿は、私だけでなくスタッフにとっても大きな喜びとなっています。「きれいになったね」と皆で喜び合えることは、この治療を始めて本当に良かったと感じる瞬間です。

2025年1月から開始し、すでに治療を終えられた患者さんもいらっしゃいます。重症だったお子さんが軽症へと改善するなど程度は様々ですが、患者さんは概ね満足して卒業されているという実感があります。

かかりつけの方で、2ヶ月から乳児のワクチンが始まるので定期接種をやっていく中で、私たちから「頭のかたちちょっと歪んできちゃっているから受けたら」っていうのもたまにはあるんですけど、多くの方はかかりつけでなくて、頭のかたち外来をやっているからということで、ちょっと必要なんじゃないかって心配して来られる方が多いですね。

埼玉県からも来られますし、区外の板橋区から来られる方もいます。ちょっと遠方の、普通の診療圏ではないエリアから来ますね。いわゆる風邪とかで来るエリアをちょっと超えてくる感じです。

初診時の流れについて教えていただけますか

初診時には保険診療が適用され、診察の流れとしては、問診・診察後に疑問点がなければ3Dスキャンを実施します。解析終了後、結果をご説明させて頂き、今後の治療方針をご相談します。

治療費は33万円(税込)で、ヘルメット、スキャン、診察費、そして治療終了までの無制限のサポートが全て含まれます。

しかし、他の診療や予約状況との兼ね合いにより、保護者の同意があればスキャンを先行して行うことがあります。特に、最初からスキャンを希望される方や、問診よりもスキャンを優先したいという意向がある場合は、診療の順番を変えてスキャンを先に実施します。

遠方からご来院される患者さんは、「客観的な指標としてのスキャン結果を得て、治療の必要性を判断したい」という点を、来院される最大の理由とされています。また、ヘルメット製作にはスキャン結果が不可欠です。これらの理由から、お客様のご要望を考慮し、スキャンを優先して実施しております。

患者様のために取り組んでいることがあれば教えてください

頭のかたち外来では、患者さんの利便性向上のため、院内の公式LINEを限定的に利用できるようにしました。通常は公式LINEを開放していませんが、頭のかたち外来の患者さんは、不具合の報告やシートパッドのご注文など継続的なやり取りが必要となるため、LINEをご利用いただけるようにいたしました。

このLINEご利用のメリットとして、まず問い合わせやご注文の利便性が向上します。クリニックの営業時間中の電話はつながりにくいことがありますが、LINEであれば「少しずれやすい」「シートパッドの注文をしたい」といった内容を、時間や場所を選ばず気軽に送ることができます。

さらに、予約等の連絡も迅速化されます。キャンセルなどで空き枠が出た際に、頭のかたち外来をご希望の方へ公式LINEから情報をお送りし、予約を早められるようにする取り組みも開始しています。

読者の方へのメッセージをお願いします

当院では、通常の診察は予約不要です。まずは診察(相談ベースで、スキャンは行いません)をご希望の場合、受付時間内にご来院いただければ、混雑状況に関わらず必ず診察させていただきますので、予約なしで気軽にお越しください。

少しでもご心配な点があれば、早期の受診は選択肢を増やし、治療効果を高め、悪化を防ぐためにも大切ですので、まずは一般外来を受診していただくことをおすすめします。そして、診察の結果、スキャンが必要と判断された場合は、診察後に改めてスキャンのご予約をご案内いたします。

ヘルメット治療は自由診療となるため、治療の選択に迷われる親御さんも多くいらっしゃいます。病気を治すこととは少し異なる部分があるためです。

しかし、少しでもご心配があれば、まずは一度お越しいただきたいと思います。詳しくお話を伺い、悪化を防ぐための方法などをご提案できます。

「頭のかたち外来」は、ヘルメットの作成を目的としているわけではありません。頭のかたちを悪くしない、良くする、歪まないようにすることが目的です。その上で、最終的に必要であれば、選択肢の一つとしてヘルメット治療をご提案しています。

そのため、ご心配な点があれば、些細なことでも構いませんので、まずはお気軽に一度ご相談にお越しください。

ヘルメット治療について

治療の流れ

初診時には保険診療が適用され、診療の流れとしては、通常、問診後に疑問点がなければ 3Dスキャンを実施し、その結果に基づいて治療方針をご説明します

費用

33万円(税込)

診察日時

月曜日・火曜日・水曜日・木曜日

予約

オンラインにて予約を受け付けております。

相談窓口

03-3905-1666

アクセス

電車・バスでお越しの方: 赤羽駅 下車 徒歩3分 北区コミュニティバス(浮間ルート)浮間船渡駅→赤羽駅西口(約20分)赤羽駅から徒歩3分

お車でお越しの方: 旧岩槻街道/都道460号から2.3キロ

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